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Q.矯正治療途中に転勤があったり結婚があったり、不測の出来事があった場合はどうするのですか?

Ans.治療前にそういうことがわかっている場合は、私の診断する治療期間と、そのイベントの時期を考えて相談しますが、急に転勤などが決まった場合は、いろいろな問題が生じてきます。

まず、転勤先で、それまでに受けていた治療方法や噛み合わせの考え方が同じ歯科医院を捜さなければなりません。

厳密に言いますと、今まで述べてきたように、先生によって考え方がそれぞれ違いますので、治療途中で来院されるのは、新しい先生にとってはいろいろな意味でプレッシャーになってきます。

また、料金設定というのは、治療開始から終了までを考えて設定しています。便宜的に初めにいくらで、調整料金がいくらでと言う風に分けているところが多いのですが、途中で転院される場合に、次の医院で同じような料金設定にしてくれることは、まず無いと思います。

と言いますのも、初めの頃の治療の方が簡単で、終盤の、正しい噛み合わせを作っていく作業の方が断然難しいからです。

従って、一見の歯科医院で矯正治療を終了する場合よりも、転勤などで二件の歯科医院にまたがる方が、患者様の負担が増える場合が多いと思います。

次に矯正治療途中の結婚式ですが、原則的には、治療開始から終了まで、矯正装置は外せません。

矯正装置は、一度外してしまいますと、次に同じブラケット(歯に装着する物)を使用して装着してもかなり外れやすくなってしまいますし、それまで矯正治療で歯を動かすのに少しずつ少しずつ時間をかけてきたのに、いったん矯正装置をはずしてしまうと、元に戻るのはその何倍も早いのです。

そして、矯正治療中に歯を動かしている時には、歯はグラグラしていますが、ワイヤーで結ばれている為に痛みを感じませんが、それらを外して、1本1本の歯にしてしまうと、と、噛んだ時に歯が動きますので、とても痛いのです。

これらのデメリットを受け入れてもらえるのならば、途中で矯正装置を外すことは可能ですが、出来るだけ外さないようには勧めています。