噛み合わせのズレから由来する痛みや不快症状がとても大変なことは日々痛感しています。実際に多くの患者さんから、「楽になった」、「治った」など喜びの言葉をいただくことが私にとってもなによりの喜びであります。
しかし、依頼心の強すぎる人は、「もっと○?してくれ」「もっと楽になるはずだ」など楽になっていることより、残っている部分にフォーカスを合わせて、感謝するという気持ちが全然ない人は治療していくことは難しい。
たとえば長年あった頭痛が治療後に消えたり、軽減したとしてもそのことを喜ばずに、まだ腰痛は残っているのでどうにかしてくれ、と言ってくる人もいる。
噛み合わせ治療によってずべての症状が必ず消えるわけではなく、他の原因によって生じていることもあるのに、全ての原因が噛み合わせからきていると自分で信じ込んでいる人は、風邪をひいても噛み合わせのせいだと思うほどで、こういうタイプの人は、全体の数%もいないが、大体こういう人は、自分の精神面に問題があるということを決して自覚していないのもやっかいである。
外人は体は大きいのに、顔が小さいことを不思議に思ったことはありませんか。おまけに顔が小さいのに親知らずまで、きちんと並んで生えているのです。この疑問に対する答えは、外人の顔は奥行きがあり、前後に長いのです。日本人の絶壁の頭の人は多いですが、外人の人に絶壁の頭の人は少ないです。
前から見ると小さい顔も、横から見ると幅のある顔をしているのが外人の顔の骨格の特徴なのです。ですから口の中の歯のスペースが十分あり、親知らずもきちんと生えているのです。
ついでに動物に顎関節症などの顎のズレが生じないのは、動物の歯並びは全て歯の間に隙間があり、多少食べ物が柔らかくなって顎が小さくなったところで、歯が乱れて生えてくることもない為です。
そういう生え方をしているので虫歯や歯周病にもなりにくいのです。
噛み合わせの治療を嫌がる先生は多い。それは治療の難しさもあるが、それとともに噛み合わせの悪い人の中には、心の病んでいる人もいるからだ。
噛み合わせを長年わずらえば、体調にもいろんな変化が生じ、苦労が大変なのは十分理解できるが、全ての原因を噛み合わせのせいにしている人がいるのだ。
長年噛み合わせ治療にたずさわってきて、初めの問診をしていて、この人は精神的にやんでいるなと思える人のタイプが自分なりにはわかってきた。これは、経験上得た直感的なものなので、具体的にはいいにくいが、一番多いのは、すべての原因を噛み合わせのズレと自分で決めつけていて、すぐに他人を責めるタイプの人だ。
歯医者に言われてもそう思う人もいるし、自分で体験的に噛み合わせから来ていると思う人もいる。とにかく自分で勝手に思い込んでいる人には手の施しようがなく、自分で治療方法まで言いだす人もいる。そういう人は、風邪を引いたり、水虫が出来ても噛み合わせが悪くなったのではないかと心配してしまうのだ。
すぐに何かあると自分はガンではないかと心配する人と同じだが、噛み合わせの治療はガンと違って簡単に出来ると思っているからもっとたちが悪いのだ。
殆どの人は体調の改善を素直に喜ばれ、感謝して下さるが、心の病んでいる人は100%すべての症状が完治しなければ、満足されず、少しでも症状が残ると治療ミスだと思って、相手を責めてくるのだから、こちらもそういう人を相手にしたくなくなってしまい、自然と点々と歯医者を変えていくようになってくるのだ。
気の毒ではあるがこういうタイプの人は噛み合わせ以前に、自分の心の在り方を変えていかなくては、一生涯不幸な人生を歩んでしまうことになるのだ。こういう人の話を耳にすると、歯医者の方も、噛み合わせ治療に対して臆病になってしまうのだ。
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