Ans.子供の時にする矯正治療のメリットとしては、整った顔の骨格作りを正常に機能させることができるということがあります。
人間の顔の骨格は、生まれつき決まっているわけではなく、歯並びや噛み合わせの影響によって、かなりの変化が生じてしまうのです。
出っ歯の噛み合わせの子供のアゴは、後退していて成長が遅れてしまいますし、受け口の噛み合わせの子供の下顎は、過成長してしゃくれた顔になってしまいます。
正しい噛み合わせの人なら、きちんと普通の輪郭の顔になったのに、出っ歯や受け口であった為に、その噛み合わせに適応したアゴの成長をしてしまうのです。
そういった意味で、子供のアゴの成長を正しくさせる為には、不正な噛み合わせがわかった時点で、早く矯正治療にとりかかることが大切です。
しかしその時は、決して歯を抜いたりする審美的な意味の矯正治療ではなくて、非抜歯で噛み合わせを正しくするという意味での矯正治療でなくてはなりません。
そして、子供の矯正治療では床矯正と呼ばれる入れ歯のような装置で動かすので、治療代が安く済むのもメリットだと思います。
一旦終了しても、他の部分が悪くなったりしないか等を、管理していくことも大切ですが、子供の矯正治療自体が、正しい成長を促すために治療するという考え方なので治療期間も短くてすみます。
Ans.子供の場合、歯並びがきれいになるかどうかは、アゴの成長と大きく関係しています。
また顎の成長は、良く噛むという刺激によって、血液の流れなどとも大きく関係しています。
そして歯を抜くということでアゴの成長にも影響を与え、歯を抜いて矯正した場合と、歯を抜かないで矯正した場合では、顔貌にも大きな違いがでてきます。
よく噛まない子供のアゴは、どんどん細くなり細長い顔貌になります。
一方よく噛む人間のアゴは、日本ハムの新庄選手、巨人軍の桑田選手のようにがっしりしています。
また歯を抜いて矯正した場合には、下の顎が後退して口元にはりのない顔になりやすいです。
受け口の人の下唇は大きく前にでていますが、矯正治療で正しく治すと上唇と下唇がバランスのとれた美しい顔貌に戻ってきます。
特に子供のときに正しい噛み合わせを作っておけば、アゴの骨の成長も正しくなり、バランスのとれたきれいな顔になることができます。
Ans.受け口と言って誰を思い出すでしょうか? アントニオ猪木?松井選手ですか?
受け口の人の特徴として、口があまり大きく動きません。それゆえしゃべり方が受け口の人には共通の傾向があります。口が大きく開かず、左右の運動量も極端に小さくなってしまいます。
そしてしゃべる時に、口角という左右の口の端につばがよくたまっています。子供のときに反対咬合という受け口の噛み合わせだと、下アゴの成長もそれに合った方向の、前方に成長してしまうのです。
従って、子供の時に受け口だと気づいたら、反対咬合の治療だけでも早めにしておいた方が良いでしょう。
(C)2008 minamiaoyama dental clinic