■Q.歯並びが悪くならないように子供のときに気をつけることはありますか?

Ans.まずは、乳歯を子供の歯だと軽視しないで、それぞれの乳歯の役目を十分に全うさせるために大切に長持ちさせることです。

 乳歯は、大人の歯に比べて五、六倍も柔らかく、顎や顎関節の成長の邪魔をしないように、凹凸がなく平らになっています。

 乳歯だからといって、その歯の寿命よりも早く抜歯することになってしまうと、その後ろの歯が前方に傾いてしまい、永久歯が正しい位置に生えてこようとするのを邪魔することになってしまうのです。

 次に、顎と顎関節を十分発達させるためには、よく噛んで、よく運動しないといけません。

 よく噛むことによって、顎の骨の血流を良くして、顎の成長を促進します。

 そして、よく運動することによって、力を出す時に歯を食いしばるので、同様に顎の血流を促進するのです。

 それに、よく運動して筋肉を鍛えることによって、万が一噛み合わせに問題が生じても、多少の顎のズレぐらいでは体の骨のゆがみを伴なわない、丈夫な筋肉を子供の時に培っておかないといけないのです。

 いくら食べ物でカルシウムを取ったりしても、運動して筋肉と骨を鍛えなければ、カルシウムの吸収は十分にされないので、骨の育ちも悪くなってしまうのです。

 顎が十分に発達しなければ、歯の生えてくるスペースが足りなくなり、必ず歯並びは悪くなってしまいます。


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