Ans.最近は、患者さんの方から「歯列矯正はしない方がいいと聞きましたが、どうなんでしょうか?」とか「私の友達で、矯正治療後に体調が悪くなった人がいるのですが、矯正治療の影響なのですか?」と質問してくることがあり、一部の人の間で歯列矯正治療に関する好ましくない噂が広まっていることは間違いのないことのようです。
以前に大手の新聞が社会面で矯正治療のことを悪く書いていたことには驚きました。
最近でも、TVや本で矯正治療や審美治療後に体調を壊した患者さんの特集を組んだりするのを目にすることが多くなってきました。
歯科医師の中にも、噛み合わせに重点をおいて治療をしている先生の中に、矯正治療を否定的に考えている人もいます。
しかし、安易に矯正治療を行なったり、噛み合わせの考え方に間違いがある歯科医が矯正治療を行なう場合に問題が生じるのであって、本来は、正しい矯正治療を行なうことによって、外見だけでなく体調も改善されて機能的にも良くなるのです。
これ以上矯正治療が誤解されないように、歯止めをかけるためにも、一人一人の歯科医師は、慎重に矯正治療や噛み合わせ治療を行なっていかなければならない時がきていると思います。

