■Q.矯正治療を途中で止めたりできますか

Ans.人の気持ちはちょっとしたことで変わりますし、三日坊主というように、途中でやる気がなくなってしまうこともあります。

 しかし、矯正治療の場合は、途中でやめたら、それまでの時間も費用も全て無駄になってしまうのです。

 全て終了していい噛み合わせになるか、元のように戻ってしまうかの二通りしかありません。

 三ヶ月治療したから三ヵ月分だけきれいになる、ということはないのです。オール・オア・ナッシングなのです。

 大人が自分の意志で決断して矯正治療を始めた場合は途中でやめる人はいませんが、親が治療を希望して強制的に子供に治療をさせる場合は、子供が途中で嫌になってしまうこともあり、最後まで治療するためにいろいろ説得しながら治療を続けていくのが大変な場合もあります。

 子供の時に矯正治療を行なうのは、顎や体の成長を利用できる点は利点なのですが、自分の意志で治療したいという気持ちが弱いのは、最大の欠点になります。

 また、結婚式やその他のイベントで、一時的にでも途中で矯正装置を外すということは不可能ではないのですが、いろいろな意味で無駄が増えてきますので、そういうイベントに治療が間に合いそうもない時は、イベントを終えてからスタートする方が賢明だと思います。

 矯正治療終了後に患者さんに感想を聞くと、「すごく大変だった」という人もいれば「思ったほど大変ではなかった」という人もいるので、必要以上に心配することはないと思いますが、心掛けとして、大変な治療を一年近くするのだという覚悟をある程度しておくことが大切です。


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